かい と うみの絵本の国

絵本が大好きな息子に毎日読み聞かせる母のつぶやき

スプーンくん

なんともシンプルな表紙ですが

かい(5歳)が何度もリクエストします

いつも元気なスプーンくん

でも、今日は元気がありません

 

ママが聞いてみると

 

お友達のナイフくんは、パンだって切れるし

ジャムだって僕より一度にたくさん塗れるからいいなぁ

 

フォークくんは、スパゲッティを巻きつける事ができるのに

僕はかき混ぜる事しかできない

 

お箸さんは、すらっとしてかっこいいなぁ

 

その頃、お友達はスプーンくんの事をいいなぁってお話していました

 

その夜、ママはスプーンくんが、どれほど役に立つ事ができるかを

話してあげました・・・というお話

 

お友達の良い所は、たくさん見えて

自分の良い所に気づかない

 

子どもの頃は、特にそうかもしれません

 

大人であっても難しい問題かもしれませんね

 

うみママも仕事を始めて、およそ2週間

かいを出産する直前まで同じ職種で働いていたので

内容は分かりますが、職場が異なれば、やり方が全然違います

 

ようやく慣れてきました

 

うみママの緊張が、かいに伝わるのか

幼稚園に送っていくと

いつもは元気いっぱいに『行ってきまーす』なのに

うつむいて、シクシク泣いてしまう事もあり・・・

 

かいに聞いてみると

『ママが心配』で泣いているそうです

 

確かに、幼稚園の開門と同時に送って行かないと

うみママが遅刻してしまうので

焦る気持ちを抱えたまま登園していました

 

なるべく『早くしなさい!』って言わないように心がけて

いつも通りを装ってみたけれど、子どもは敏感に感じ取ってしまうんですね

 

うみママが、仕事に慣れてきたな〜と自分で思ってきたあたりから

かいも元気に幼稚園へ行くようになりました

 

親子って、ほんと繋がってるんですね