かい と うみの絵本の国

絵本が大好きな息子に毎日読み聞かせる母のつぶやき

ぐずりっこフンガくん

シリーズものみたいです

たまたま手に取ったのは、ぐずりっこバージョンでした

短編のお話が5話書かれています

・きもだめしのまき

・かぎのまき

・マラソンのまき

・たまごのまき

・おはかまいりのまき

どのお話のフンガくんも、グズグズと機嫌が悪くなる場面が入っています

 

かい(5歳)は気に入ったようで、よくリクエストします

そして『ぐずりっこって何?』と毎回聞いてきます

 

うみママは『あれ嫌、これ嫌やって、グズグズゆうてる子のこと』と返答するものの、この説明でええんかな?

 

ご機嫌ナナメってゆうても、機嫌って何?ってなりそうやし、気分を表現している言葉って説明が難しい

 

そうそう

子どもの機嫌って、すぐ治りません?

あの切り替えの速さは、大人も見習うべきところやなぁと独身時代から思っていました

 

というのも、うみママは医療機関で勤めていたことがありまして

予防接種を受けにきた子どもが、接種後もちろんワンワン泣くんですが、終わったらケロッとして『ママ〜この本読んで〜』と

診察室と待合室では別人のよう

切り替え はやっ!って思ってました

 

昨日の朝、かいを幼稚園へ送っていく時、どこからか誰かがめっちゃ怒っている声が聞こえます

『小学生の男の子が怒りをぶちまけてるのかな?』と思っていたら

自転車の後ろに、園児の女の子を乗せて怒りまくっているママの声でした

 

烈火の如く怒る😤

まさに、そんな感じ

 

自転車も暴走してるし、門の前に立っている園長先生も無視して、怒りながら幼稚園へ入っていきました

 

園児を自転車から降ろしてからも、ママは怒りがおさまらない様子

もちろん園児もワンワン泣いています

先生が駆け寄ってきて、園児の背中をさすってあげていました

ママはプリプリした状態で、自転車で帰っていきました

 

きっとママは、出勤前で時間がなかったんでしょうね

そして、早く幼稚園に送っていきたいのに子どもはノロノロ グズグズ

早くして! 早くして! はよせぇ〜!

みたいな感じでボルテージが上がっていっちゃったんかな

想像やけど

 

気持ちはわからんでもないけど、自分の時間の都合は、子どもには関係のない話だと思うんです

急いでほしいのは分かるけど、まだ小さい園児に怒ったところで、泣いちゃって余計に遅くなるってパターンになるのは目に見えています

 

ママのあらゆるストレスが、時間がないことで大爆発したんでしょうが、それを子どもにぶつけるのは間違っています

子どもはママにめっちゃ怒られたとて、ママの事を好きでいてくれます

だから怒っても大丈夫って甘えがあると思うんです

 

それ、自分の友達にできますか?って聞きたい

たちまち関係が破綻しますよね

 

家族に気を遣うっていう意味ではなく、子どもに対しても、人間的に当たり前の接し方をすべきだなと思うのです

 

なんだか熱く語ってしまいましたが、今回の事で、自分の考え方を振り返ることができました

 

まぁ各家庭いろいろとご事情はありましょうが、親の方が自分の機嫌は自分でとれるようにしたいものです