かい と うみの絵本の国

絵本が大好きな息子に毎日読み聞かせる母のつぶやき

どろぼうがっこう だいうんどうかい

かこさとしさんのどろぼうがっこうの続編をお借りしてきました

泥棒学校では年に一度、大運動会が開催されます

村の人たちも見物にやってくるほど人気の大会

くまさか校長先生の挨拶から始まり、泥棒学校の応援歌を歌い、運動会スタートです

競技は、さすが泥棒学校だけあって、リレーはバトンではなくドル箱をかかえて走ったり、ニセ札を見分ける競争だったり、[どろけい]をやる時は、泥棒役が警官役を捕まえる競争だったりします

そして、大盛りあがりで午前中の部が終わり、お昼ご飯を食べようと教室へ戻ったところ、なんと、そこに泥棒が入って大騒ぎ・・・というお話

 

運動会の盛り上がりぶりや、競技のヘンテコさは、うみママにはよく分かりますが、かい(5歳)はちょっと伝わってないかも

なにせ、かいが経験し、しっかり記憶している運動会は、コロナ対策をした上での運動会なので、ごく少人数で行われ、大玉転がしとか、玉入れとか、リレーとかも無かったのです

 

コロナ前の小学校の運動会を経験している方であれば、楽しめる、懐かしい気持ちになる作品です

 

かこさとしさんのあとがきに書いてあったのですが、『どろぼうがっこう』を書いてから、今作まで40年経っているそうです

『どろぼうがっこう』を読み聞かせしていたお父さん達から、続きが読みたいというお声が届いていたそう

 

お父さんの読み聞かせ、いいですよ

平日は難しくても、お休みの日の、ほんの10分ぐらい、お子さんをお膝に乗せて読んであげて欲しいです