いのちのたべもの
かい(5歳)が好きなピーマン村シリーズを書いていらっしゃる中川ひろたかさんの作品を見つけたので選んでみました
今日の晩ごはんは、お鍋
お母さんとスーパーへお買い物に来た
お母さんは郵便局に行ってくるから、このメモに書いてあるものをカゴに入れていってと頼まれた
白菜どこだ?しめじはどこだ?
野菜探しが始まった
続いて、魚売り場でハマグリを見つけ、鶏肉もカゴに入れた
がんもどきを探してお豆腐売り場へ
全部見つけたぞ
お手伝いしたからスナック菓子もカゴに入れといた
お会計を済ませ袋に詰める時、お母さんが『海の食べ物と陸の食べ物を分けてごらん』って
スナック菓子はどっちだろう?
すべては命あるものをいただいてるんだよってお母さんが教えてくれた・・・というお話
内容的には小学校の低学年ぐらいがちょうどいい感じかな?
かいは、スーパーでのお買い物のシーンは、よく理解できているけど、いのちのお話のところは、まだちょっと伝わりきってない感じ
でも、長いお話ながらも、集中して読んでいます
今は分からなくても、なんとなく雰囲気が伝わって、それが何かのタイミングでパッと繋がっていくんだと思います
まずは野菜の名前を覚えて、スーパーでその野菜を探して見つけられるようになって、畑で実際に実がなっているところを見て・・・少しは繋がっているかな?
環境によって順序は違えど、どこからどうやって生まれた命をどのように手にして、どうやって身体に取り込んでいくのか
毎日の食事でそれを繰り返し続けているにもかかわらず、そこを掘り下げて考えてなかったなぁと改めて考えるキッカケになりました
畑でお野菜が生まれ、それを育てる人がいて、運ぶ人がいて、売る人がいて、買って、お料理をして、ようやく食卓に並ぶという過程も話しておけば、畑の存在や、トラックの存在にも意識が向くかもしれません
それが、やがて自分がどういう仕事をして社会参加していくのかという考えに広がっていけば、視野が広がるのかな?と思ったりしています
うみママ自身、勉強不足で大人になったなぁと思う事がとっても多いので、吸収したい事がたくさんあります
かいには、教え込むのではなく、自ら知りたい!って思う気持ちを持ってもらいたいなと日々思っている うみママでありました