かい と うみの絵本の国

絵本が大好きな息子に毎日読み聞かせる母のつぶやき

てぶくろチンクタンク

ずいぶん暖かくなってきたので、そろそろ手袋はおしまいかなぁ

暑くなる前に読んでおこうと思って選びました

たけちゃんは、おばあちゃんから手編みの手袋をもらいました

手にはめてみると、歩いているみたいにお顔がついています

『この手袋はチンクタンクっていう名前にする!』と公園へ連れて行きました

ベンチで待っててと言われたチンクタンク

本当にたけちゃんは戻ってくるのでしょうか?

たけちゃんを探しに行くと、こねずみがお母さんとはぐれて泣いています

チンクタンクは、一緒に探してあげる事にしました・・・というお話

 

お母さんとはぐれた こねずみも

たけちゃんに置いていかれたチンクタンクも

ここに居てねって言われたけれど

戻ってくるのか心配になって

自分から探しに行って、余計会えなくなる

 

子どもって、そんなもんかもしれませんね

 

今のところ、かい(5歳)は迷子になったことはありません

 

でも、昨日、一緒に出かけようとした時

一足早くかいが外に出て、追いかけるように うみママも外へ出たら

かいの姿がありません!

あれっ!と思って探していたら

すぐ近くに住んでいる祖父母の家へ『行ってきます』と言いに行っていました

あ〜びっくりした

 

そんな一瞬でも、ドキッとするのに

長い時間見つからなかったら・・・と想像するだけで怖いです

 

さてさて、

昨日、うみママはランドセルの下見に行ってきました

 

幼稚園から大量にランドセルの資料をもらっていたので

それを読んで、メーカーを絞りました

 

かいを連れて行ったら『これにする〜』って決めてしまいそうなので

とりあえず、うみママ一人で見てみることに

 

向かった先は、セイバン 天使のはね♪ってやつです

 

ランドセル選び、ラン活って毎年早い時期から始まるみたいで

人気のモデルは夏休み前には完売してしまうそう

You Tubeでもラン活動画がアップされていたので

それでお勉強してから下見に向かいました

 

すでにお子さんを連れて来ている方もいて

ある男の子は、すっごく鮮やかなブルーのランドセルが気に入ったようで

ずっと背負っていました

その子のママは『ちょっと派手やで〜 もうちょっとさぁ〜』って

何度も説得していましたが、男の子がブルーのランドセルを下ろす事はありませんでした

 

そこまで気に入ったんなら、六年間大事に使ってくれるんじゃない?って

全然関係ない うみママが横から口を挟みたくなりました

 

店員さんよると『ランドセルは受注生産なので、お届けが半年後とかなんです

でも、子どもさんは今日持って帰れると思っているので、持ち帰れないと分かると

泣いてしまう子もいます』って

 

そうやわなぁ

いま背負っているコレがどうして持って帰れないんだ!って思っちゃうよねぇ

 

これは、事前に教えておいてあげないと子どもはショックを受けますね

 

かいが選びそうな好きそうな感じは、おおよそ予測していますが

たまに『えっ!これがいいの?』という時があるので

なるべく本人の希望には沿うように

でも、デザインだけで選ばず、機能性も充実しているものを

薦めたいなぁとは思っています

 

来週は、ふわりぃのランドセルを見に行ってきます

 

小学校の相棒探しは、始まったばかりです

あしにょきにょきにょき

絵本作家さんの想像力って、やっぱりすごいなぁと思います

あし にょきにょきって、そんなん思いつくんやね

ある日、ポコおじさんの庭に、空から大きな豆が落ちてきました

早速、豆を煮て食べました

すると・・・左の足が大きくなって、にょきにょき伸びはじめました

どんどん伸びて、家を飛び出し、町の中へ入っていきます

車をすり抜けどんどん進みます

向こうから靴下を履いた大きな足がやってきました

向こうの靴下の足は、車はなぎ倒すわ、ビルは壊すわ

街が壊れていきます

さぁ大きな足同士の対決です・・・というお話

 

どうやら、このお話の前に

『あし にょきにょき』という前作があるようです

これは、探して読んでみたいです

 

空から落ちてきた豆を煮て食べてしまうポコおじさんとは

一体ナニモノなのか?

うみママは、そこが一番の疑問です😆

 

かい(5歳)は、にょきにょき伸びた足を迷路でもするかのように

辿っていってました

 

作者の深見春夫さん、なかなか面白そうな作品を描いてらっしゃいます

初めて読みました

絵もかわいいし、他の作品も気になります

 

さて、かいの幼稚園は先日、修了式を迎えました

2月は、コロナで学級閉鎖だったりして

なかなか全員出席できる日が少なかったみたいです

 

修了式はみんな揃ったようで良かったです

 

担任の先生に、保護者全員からお礼のプレゼントをしました

 

数ヶ月前から、うみママが同じクラスのママさんに声をかけ

実行委員を募り、6名チームでプレゼントの中身を相談してきました

 

今まではメッセージカードを書いて貼り付ける

寄せ書きタイプのものが主流だったんですが

それだと、ママ達には何も残らないので

みんなで共有できる動画を作成することにしました

 

クラスのママ達に『動画を共有するってどう?』と提案してみたら

すごい反響があって、すんなり決まりました

 

うみママも全然やった事がないので手探りでしたが

三人寄れば文殊の知恵で、それぞれが得意な事をしているうちに

感動的な動画が完成しました

 

担任の先生は喜んで、涙してくださいました

 

ママ達も、その動画を見て号泣だったそうで、なんだか分かち合えた気がしました

提案して良かったなぁ〜

 

そして、ママ同士がチームとなって作り上げていくのが

とっても楽しかったです

 

コロナ禍なので、なかなかママ同士の交流ができませんが

同じ目標に向かっていると気持ちを共有できます

 

ママ同士に壁がなくなると、子ども同士のちょっとしたケンカも

大事にならずに、丸く収まると思います

 

いよいよ4月からは、年長さんです

新しいクラス、新しい先生に早く慣れて

幼稚園生活のいい思い出をたくさん作って欲しいです

 

新しいクラスのママさん達が、うまく交流できるような

新しい取り組みができたらいいなと思っています

 

うみママも、なんだかワクワク気分です

もうふくん

もうふくん?

毛布?

この表紙の絵にも惹かれました

まみちゃんが赤ちゃんの時から

もうふくんとは大の仲良し

風邪で園をお休みしていたけど、今日から登園です

そしたら、もうふくんが心配して付いて来ちゃった

もうふくんが園で『もっほほー』と喋ったから

お友達が遊ぼう遊ぼうと大人気に

いっぱい遊んで、お昼ごはんを食べたら

もうふくんは、ベッタベタ

みんなが、もうふくんを洗って・・・というお話

 

うみママは、かい(5歳)に読み聞かせをする時

登場人物によって声色を変える事をしていません

文章で理解してもらいたいから

 

でも、この もうふくんに限っては

さすがに『もっほほー』は声色を変えました

 

もったりした声です

 

なんか、そんな感じしますよね?

毛布の声って聞いたことないけど😆

 

3月に入って暖かくなって、そろそろ毛布を片付けようと

思ったら、また寒くなって・・・っていうのが春ですね

 

明日は年長さんの卒園式です

 

うみママは、PTA会長をしていますが

コロナ禍なので出席はナシです

 

コロナ前までは、会長さんは着物を着て、祝辞を述べていたようです

 

正直、やりたくなかったので助かりました

これを機に、例年通りの風習を見直せば良いと思います

 

そんなに祝辞読みたいママなんて、そうそう居ないでしょうし😆

チリンでんしゃ

いかにも、かい(5歳)が好きそうなタイトルです

案の定、気に入って毎日読んでいます

僕は、おばあちゃんと一緒に急行電車に乗って

動物園へ出かけたんだ

トンネルに入ったとたん・・・

チリン チリンと、すずを鳴らして現れたのは

キリンの車掌さん

運転士さんは、ゾウさんだ

向かいの席のお客さんは、ヒツジだったり、カバだったり

ウサギが駆け込み乗車して注意されたよ

ポカポカ陽気の車内は、あっちでウトウト、こっちでウトウト

僕も眠くなってきたなぁ・・・というお話

 

かいは、初めて『たぬきねいり』という言葉を聞いて

その言葉の響きと絵が面白かったようで

毎回そこを読むとウケています

 

絵本を読むと

日常会話で出てくるような、出てこないような言葉を知る

キッカケになるので、どんどん語彙が増えていくんでしょうね

 

この絵本の『僕』は、おばあちゃんに連れられて動物園へ行っていましたが

電車に詳しい かいに置き換えたら

『かいが、おばあちゃんを動物園に連れて行ってあげる』となります

 

家から一番近い動物園へ行く場合でも

どの電車に乗って、どれに乗り換えるのか分かっています

そして、行く時と帰る時は、違うルートを考えていらっしゃいます

 

よぅ覚えたもんやわ

好きやから、どんどん吸収するんやなぁ〜って思います

 

のりパパが週末毎に、様々な電車に乗せてあげているので

まさに血肉となっているように感じます

 

無料で乗れるのも、あと一年

たっぷり乗って知識を増やして欲しいです

 

げんくんのまちのおみせやさん

ずいぶん暖かくなってきましたね

もぅ ごっついダウンのコートは片付けていいのだろうか?

 

もう少しで、かい(5歳)の年中さんクラスも終わりです

もう年長さんになるのかぁ

かいは背が高いので、よく小学生と間違われます

電車の改札を通る時、駅員さんに怪しまれてないかな?と

一人不安になる うみママです😆

 

新学期、新生活

年度変わりにお引越しの方もたくさんいらっしゃるでしょう

 

今日はコチラの絵本

 

げんくんは、お引越ししてきたばかり

お母さんは、片付けに大忙し

お母さんと二人で近くの商店街へ買い物に出かけます

色んなお店があって探検したいげんくんですが

お母さんは忙しいので、ずっとお買い物です

 

パン屋の店先にいた女の子に、あっかんべーをして

そしたら女の子も、あっかんべーをして

家へ帰ったら、お母さんは誰かと電話してお昼ごはんは

まだ作ってくれません

げんくんは、一人で商店街へ探検に出かけました・・・というお話

 

かいの家の近くにも商店街があるので

雰囲気は理解できるようです

 

新しい町、初めて通る商店街、なんだかワクワクしますね

 

ちなみに、あっかんべーをしていた女の子とは、その後

お友達になるようです

 

かいは、あっかんべーのところが気に入ってました

 

修了式の日に、新しいクラスの発表があります

一番仲良しのお友達と次も同じクラスになれるのか

ママ達の方がドキドキしています

こん と あき

長いこと更新が止まってしまいました

うみママが仕事を開始して約一ヶ月

うみママが慣れてくるのと同時に

かい(5歳)も心が落ち着いたし

生活のリズムも整ってきました

 

最近は、朝 起きてすぐ うみママが読み聞かせ

お風呂から上がって寝る前は、のりパパが読み聞かせ

というパターンが定着しています

 

よく行く本屋さんの壁一面に、女の子とキツネの絵が描かれており

かいが『これ何の絵』と聞いたそうで、のりパパが調べてくれました

 

こちらの絵本です

 

こんは、砂丘まちから赤ちゃんのお守りをするように

おばあちゃんに言われてやってきました

あきという名前の赤ちゃんは、どんどん大きくなり

こんは、どんどん古くなりました

あちこち ほころびてきたので、二人で砂丘まちのおばあちゃんの家を

目指して電車に乗り込みます

こんは、あきの案内役です

停車中にお弁当を買いにいった こんが座席に帰ってきません

こんは扉にしっぽを挟まれて動けなくなっていました

さて砂丘まちに到着したら・・・というお話

 

かいは、えらく気に入ったようで

ケラケラ笑いながら毎日のようにリクエストしてきました

 

かいは電車好きですから、電車に乗って旅するところが

とても好きみたいです

そして、こんがしっぽを挟まれて動けないところが

めちゃ面白かったようです

 

確かに、うみママも面白いなぁと印象に残る一冊となりました

絵の表現力が凄まじいです

 

あきが赤ちゃんの頃、少し大きくなってからなど

絵なんだけど、ほんとにそこに居るような

なんというか立体感を感じるのです

 

砂丘まちのおばあちゃんも、優しくて頼れる感じが絵から滲み出ています

 

かいは、電車に乗ってお泊りに行きたいと言っています

そうねぇ こんな絵本を読んだらますます行きたくなるわねぇ

 

春休みに行きたいところやけど、オミクロン株なかなか しつこいですね

 

マスクを外して電車で楽しくお喋りしながら

旅行ができる日が待ち遠しいです

 

スプーンくん

なんともシンプルな表紙ですが

かい(5歳)が何度もリクエストします

いつも元気なスプーンくん

でも、今日は元気がありません

 

ママが聞いてみると

 

お友達のナイフくんは、パンだって切れるし

ジャムだって僕より一度にたくさん塗れるからいいなぁ

 

フォークくんは、スパゲッティを巻きつける事ができるのに

僕はかき混ぜる事しかできない

 

お箸さんは、すらっとしてかっこいいなぁ

 

その頃、お友達はスプーンくんの事をいいなぁってお話していました

 

その夜、ママはスプーンくんが、どれほど役に立つ事ができるかを

話してあげました・・・というお話

 

お友達の良い所は、たくさん見えて

自分の良い所に気づかない

 

子どもの頃は、特にそうかもしれません

 

大人であっても難しい問題かもしれませんね

 

うみママも仕事を始めて、およそ2週間

かいを出産する直前まで同じ職種で働いていたので

内容は分かりますが、職場が異なれば、やり方が全然違います

 

ようやく慣れてきました

 

うみママの緊張が、かいに伝わるのか

幼稚園に送っていくと

いつもは元気いっぱいに『行ってきまーす』なのに

うつむいて、シクシク泣いてしまう事もあり・・・

 

かいに聞いてみると

『ママが心配』で泣いているそうです

 

確かに、幼稚園の開門と同時に送って行かないと

うみママが遅刻してしまうので

焦る気持ちを抱えたまま登園していました

 

なるべく『早くしなさい!』って言わないように心がけて

いつも通りを装ってみたけれど、子どもは敏感に感じ取ってしまうんですね

 

うみママが、仕事に慣れてきたな〜と自分で思ってきたあたりから

かいも元気に幼稚園へ行くようになりました

 

親子って、ほんと繋がってるんですね